王滝村の「草木染は、村の特産である「ひだみ（どんぐり）」を食用にする際、あく抜きのために煮詰めたものを染料として利用したことから始まりました。
そして今、さまざまな草花が色づく春から夏、そして木々が実りをもたらす秋にかけて、王滝村に自生する豊かな自然の草花や木の実を、素朴に多様に染め上げます。
美しい山々に育まれた植物だけが醸し出せる「王滝村の草木染」の味わいをお楽しみください。
王滝村特産の「ひだみ」の草木染は、煮詰める時間や媒染のタイミング・手法によって、深い茶色から淡いベージュ、グレーなど、繊細で味わい深い仕上がりを楽しめます。
そして春には鮮やかなオレンジ色に染め上がる野生のアカネ、秋には深緑のよもぎ、爽やかなブルーを生み出すクサギなど、あらゆる季節の色彩を染め上げることができます。
「王滝村の草木染」を起こした“ぷち工房CHIEKO”では毎年、子供たちやお年寄りの皆様と一緒に、タマネギの皮や身近な野菜を使った草木染など、自分たちの手で植物を採取し、煮出し、染め上げていく「体験染め」を行っています。
あなたもぜひ、自分だけの自然の趣にあふれる草木染を作ってみてください。