みんなで新しい王滝村の郷土食を考案するイベント。
今回は長野県立大学の中澤先生と学生さん4名、村民の女性陣十数名のほか村民男性の参加もあり、加えて協力隊員や村の食に興味が有り王滝村に自己研鑽のため宿泊している若い男性も参加。
20名を超える多くの方々の参加がありました。
メニュー毎に分けれての班編制では、村民と学生さんが各班に分かれて交流しながらとても賑やかに和気あいあいと作業が進められていました。
初対面の方も居る中ながら、皆さんすぐに打ち解け大勢での作業は効率的で楽しい時間となりました。
また、役場担当職員が参加者皆さんに丁寧に言葉がけしながら円滑に作業が進むよう促したりフォローしたり、回を重ねる毎に頼もしくなっている姿も印象的に残りました。
くるみやワラビ、イワタケ等地元食材と豆腐を使ったほんのりとした甘みが特徴の「王滝なます」と、大根、人参、赤かぶで創った「紅白なます」。
麹と醤油でしっかりと漬け込まれ良く味のしみた「ウズラの麹漬け」。
「こも豆腐」と一晩凍らせたこうや豆腐、こんにゃくやかんぴょうを手綱結びにした煮物は、やさしくしっかりと出汁の味が染み込んでいました。
ご当地漬け物の「すんき漬け」は、王滝小学校の児童が考案したシーチキン入りの「すんきチャーハン」にリニューアル。新しい食べ方に、これもあり。
どれもこれも懐かしい「王滝」の味がしましてとても美味しかったです。
中澤先生のお心づかいにて、熊本産の大きな晩白柚(柑橘類)が差し入れされ、食後のデザートとして振る舞われました。
甘くさっぱりとしたデザートでお口直し。中澤先生ご馳走様でした。
今回の調理、試食の感想や反省点を活かして、次回はいよいよ考案された新メニューの調理です。
今回の作業にて漬け込んだ「ウサギの麹漬け」の試食も出来ますので、どんなお味か期待が膨らみます。
本日参加の皆さまお疲れ様でした。次回も是非一緒に調理できたらきっと楽しいですね!
どうぞよろしくお願い致します。
次回は、2月17日(月)10:00から同じく保健センター調理室にて開催です。
皆さま振るって王滝村の郷土食を広める企画にご参加くださいませ。
王滝なますづくり
こも豆腐グループ
ウサギの麹漬けグループ
すんきチャーハン。酸味が後を引きます。
お味見タイム。中澤先生と学生さん。
王滝なます
赤かぶ入り紅白なます
すんきチャーハン
うずらの麹漬け(細かくカット済み)
こも豆腐の煮物