一ノ池
周氷河地形〜不思議な亀甲状礫堆(きっこうじょうれきたい)
一ノ池の火口底は平らで、火口壁の北東部分が欠けているため、貯まった雨水や雪解け水は隣りの二ノ池に流れ出ます。このため一ノ池には貯水されず、底は泥地や岩礫原になっています。この岩礫原には構造土「亀甲状礫堆」が発達し、見事な幾何学模様の地形を見せています。これは氷河周辺の寒冷・多雪・氷結・霜など特別な気候(周氷河気候)によって、砂礫と岩礫がふるい分けられて網状の模様を作るもので、亀の甲羅模様の様子から亀甲土とも呼ばれ、御嶽一ノ池のものは名高い地形です。
