王滝村・長野県立大学包括連携事業「ひろがれ!推し村プロジェクト」食文化観光資源化事業
郷土食キッチン、今年度の活動が終了いたしました。
報告会では長野県立大学 健康発達学部 食健康学科 中澤先生と、ゼミ生6名。
そして30名ほどの村民の参加が有りました。
多くの村民の関心が集められ、今後の郷土食の継承と保存に期待が寄せられます。
先生、学生さんからの成果発表の後休憩を挟んで今後の事業や郷土食について改めて考える時間も設けられました。
王滝村には伝統野菜の赤カブ「王滝カブ」という貴重な野菜が古くから継承され、果実(根)と葉の部分はそれぞれ
赤カブ漬け、すんき漬けとして冬の食卓には欠かすことの出来ない一品です。
その他「ひだみ」と呼ばれているどんぐりを使った数々の料理もまた王滝村の自慢の郷土料理です。
それらを食材として作るレシピも参加者に配布されました。
村民の意識が高まっているこの事業。
来年度の前進がとても楽しみです。
王滝村で暮らしていても郷土食を知る方と係わる機会がないと今回のようにように大切な故郷の食文化に触れることも学ぶことも出来ません。
参加者は初めて知る王滝村の郷土食に出会うことが出来、また村の方から様々な行事や季節に係わるお話しを聞くことができました。
小さな村では有りますが、行政と村民そして大学などの教育施設が連携して今回のような取り組みをしてくださったことは大変貴重な機会だったのではないかと感じました。
是非来年度もこのような取り組みが実施され村民、村の財産を生かせる事業が増えて行くことを期待します。
村民の皆さんで村を盛り上げてい蹴る取り組み拡充への一歩となった今郷土食キッチンでした。
長野県立大学の中沢先生はじめ学生の皆さん、有り難うございました。
中澤先生による評価発表
学生さんたちによる発表風景